生涯賃金とはなに

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新聞・TVで労働問題に関するニュースで、たびたび「生涯賃金」と言う言葉を耳にします。何となく意味合いは解るのですが、「生涯賃金」とは明確にはどのような定義なのでしょうか。

「生涯賃金」とは、一人の労働者が一生涯にわたって得る労働収入の合計金額のことを言います。一般的に「生涯賃金」は、学校を卒業して働き始めてから定年退職するまでの現金給与および年間賞与の総計であり、退職金や年金は含まれないです。「生涯賃金」の実態を現す統計としては、独立行政法人労働政策研究研修機構の調査による「ユースフル労働統計」がある。この統計は、パートタイム労働者などを含まない一般労働者の生涯賃金を調査したものである。

女性よりも男性のほうが「生涯賃金」が高い傾向がある。学歴が高いほど「生涯賃金」が高くなるというのもひとつの傾向である。企業規模によって「生涯賃金」には大きな差があり大企業ほど高い傾向にある。さらに、学校を卒業してから同一企業で働き続けた労働者と定義される標準労働者の「生涯賃金」は、一般労働者の生涯賃金よりも多い。これは日本の企業の傾向として勤続年数によって賃金が上がる場合が多いためと考えられる。

フリーターについては、定義が曖昧な上に就業状態が変化しやすいため、「生涯賃金」の明確な統計データはないとされている。

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